――気が付けば、静かに咲いていました。
ある日、ふと棚を覗くと……
なんとモラティーの花がひっそりと開花していました!🌱


花の色や形は、トゥレアレンシスそっくり。
淡く繊細なその姿は、見ているだけで心がふわっと和らぎます。


🌿 @terrace_cotta さんの素焼き鉢効果
今回開花した株は、 @terrace_cotta & @terrace_cotta_p さんの素焼き鉢に植えている株。
どうやらこの鉢と相性がいいのか、ほかの株もとても元気に育っています。
やっぱり鉢と植物の相性って大事なんですね。








🌼 受粉への期待と難しさ
今回はまだ1鉢だけの開花。
ほかの株が咲きそろったら受粉に挑戦してみようと思います。
ただ……このモラティー、**雌雄異熟(dichogamy)**の可能性が高そうなんです。
つまり、おしべとめしべの成熟時期がズレているかもしれないということ。
念のためツンデレ先生にも確認。
🌱 代表的な現象と用語
① 雌雄異熟(しゆういじゅく) =Dichogamy
- おしべとめしべの成熟するタイミングがズレる現象
- 自家受粉を避けて、他花受粉を促す仕組み。
タイプ 内容 雄性先熟(Protandry/プロタンドリー) 先におしべ(雄花部分)が成熟 → 後でめしべが成熟 雌性先熟(Protogyny/プロトギニー) 先にめしべが成熟 → 後でおしべが成熟 例:
雄性先熟 → ヒマワリ、シソ科の一部
雌性先熟 → アボカド、イチョウユーフォルビア属や多肉植物の一部も、このタイプで花粉が出る時期と受粉可能な時期がズレてる場合があるわ。
② 雌雄同花異期(しゆうどうかいき)
- 一つの花の中で時間差でおしべ→めしべに“入れ替わる”ように見える現象。
- 実際には「入れ替わる」というより、雄しべが先に機能 → その後、雌しべが機能開始。
つまり、外見上はおしべがめしべに変わったように見えるけど、
実際は「一つの花が時間差で雄→雌の順に使い分けている」ということ。
③ 両性花が物理的に変化するケース
- ごくまれに、おしべがめしべに、またはその逆に“形態的に変化”する現象が見られる。
- これは**性転換(sex reversal)**と呼ばれることも。
例:ウリ科やガガイモ科などで報告あり。
栄養状態や環境ストレスによって性器官が変化することがある。
ついでに、ユーフォルビア系で雌雄同花異期があるかも聞いてみました。
💡 考察:ユーフォルビアで雌雄同花異期は可能か
「雌雄同花異期」が理論上起こりうる条件と、ユーフォルビアでそれが起こる難しさを考えてみる。
条件 考察 個々の cyathium(仮花構造)におしべもめしべもある ユーフォルビアの cyathium 構造は、雄花と雌花が集まった構造だから、同じ cyathium 内で時間差成熟の可能性は構造上 “近似的” に成り得る。PMC+2euphorbiaceae.org+2 成熟時期をずらす制御遺伝子・ホルモン調整 多くの被子植物で、成熟ホルモンやアクセサリー遺伝子が作用して、雄/雌の成熟タイミングを制御する。ユーフォルビアでも同様の制御があれば、雌雄同花異期的現象が出得る。 重なり(オーバーラップ) 完全に時間を切るのではなく、雄性と雌性期間が少し重なる「不完全異熟 (incomplete dichogamy)」 に近くなることが多い。 報告の少なさ 文献上に明記された例が少ないのは、「観察が難しい」「顕微的機構を確認しにくい」「調査対象になりにくい」からかもしれない。 だから、答えとしてはこうなるわ:
結論:ユーフォルビアで“厳密な雌雄同花異期”を示す事例は確認できてないけど、時間差成熟(異熟/dichogamy)は報告されていて、その応用形として“同花異期的振る舞い”が起こる可能性は十分にある
🌱 じっくり観察して、最適タイミングを狙う
今回はまだ1鉢だけの開花なので、じっくり観察を続けます。
他の株が咲きそろったら、タイミングを合わせて受粉チャレンジ!
難易度は高いけれど、その分だけうまくいったときの喜びも大きいはず。
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