🌿 イキシア・ビリディフローラ


〜青なのか、緑なのか、それとも人間側の認識が間違っているのか〜
正直に言うとね。
この植物、名前の時点で信用ならないのよ。
イキシア・ビリディフローラ。
訳すと「緑の花」。


……緑?
どう見ても
青。
いや、青緑。
いやいや、ターコイズ。
いや待って、ダックエッグブルー?
もうこの時点で
人類 vs 植物の知覚戦争が始まってる。
🌱 そもそもどんな植物?
Ixia viridiflora は
南アフリカ・西ケープ州原産の冬型球根。
冬に雨が降り
夏はカラッカラ。
つまり、
✔ 冬:出る
✔ 夏:消える
✔ 出ない年:普通
という、
**「出ないことに罪悪感ゼロ」**なメンタルを持った植物。
人間が一番苦手なタイプ。
🎨 この色、なんなの問題
ビリディフローラ最大の事件は、やっぱりこの色。
青花?
→ ❌ 違う
緑花?
→ ❌ それも違う
正解は、
👉 青緑〜ターコイズ〜ダックエッグブルーの間を揺れ動く何か
これはアントシアニン色素だけじゃなく、
・細胞の並び
・pH
・補助色素
・光の入り方
が全部絡んだ合わせ技。
だから、
✔ 写真と実物が違う
✔ 光で色が変わる
✔ 見る人で評価が割れる
という、
トラブルメーカー気質。
🌸 Ixia属の中での立ち位置がヤバい
Ixia属って基本は
白
黄
ピンク
赤
平和。
なのに
viridiflora だけ突然、
「私、違うんで」
って顔して青緑。
✔ 属内でほぼ孤立
✔ 進化的にも変
✔ 園芸史的にも特別扱い
そりゃ神格化されるわけです。
🧠 栽培すると何が起きるか
この植物の最大の特徴はこれ。
球根は栄養タンクじゃない。
正確には、
👉 タイミング制御装置
条件が揃った年だけ
「よし、出るか」
って判断する。
だから、
・出ない年がある
・急に出る
・去年出たから今年も出るとは限らない
人間の計画性を全否定してくる。
🔍 調べてる途中で見つけてしまった“事故”
ここからが本題。
ビリディフローラを調べていたら
海外でよく見かける名前があった。
“Duck Egg Blue Ixia”


……は?
名前からして反則。
しかも調べると、
✔ ビリディフローラの括りで扱われることが多い
✔ でも形も色も微妙に違う
✔ 別種扱いされることもある
つまり、
👉 青緑沼の分岐ルート
国内?
ない。
国内流通?
見当たらない。
いつものやつね。
そして、サカタのタネさんで売っていたのでイキシアビリディフローラの球根をゲット。




そして、浅植えで処理せずに植えこみ


一応球根の発芽温度を調べると12〜15℃
日中外、夜は屋内でほぼキープできそうです。(10度以下18度以上は厳しいようです)
🔥 そして見つけてしまった


「まあ、ないよね」
「見るだけで満足しよ」
そう思った数日後。
……見つけました。
かなり近い品種を海外サイトで。
ということで次回海外初見サイトで注文したいと思います
どんどんケープ沼に。。。
次回に続く
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🌱 Ixia viridiflora 植物うんちく
① 基本情報(確度:高)
- 学名:Ixia viridiflora
- 科:アヤメ科(Iridaceae)
- 属:Ixia(イキシア属)
- 生活型:球根性多年草
- 原産:南アフリカ・西ケープ州
- 生育型:冬生育・夏休眠(冬雨型)
② 種小名 viridiflora の意味(核心)
- viridis = 緑
- flora = 花
👉 「緑の花」
ここ重要。
❌ 青花
⭕ 青緑〜ターコイズ〜ダックエッグブルーつまりこれは:
📌 人間の「青」
📌 植物学的な「緑」の境界に立つ花。
③ なぜこんな色が出せるのか(色素うんちく)
Ixia viridiflora の色は:
- 主に アントシアニン系
- ただし
- pH
- 補助色素
- 細胞構造
の組み合わせが特殊。
👉 純青ではなく“構造+化学の合わせ技”
だから:
- 光の当たり方で色が変わる
- 写真と実物が違う
- 「思ってた青じゃない」事故が起きる
④ Ixia属の中での異常性
Ixia 属は基本:
- 白
- 黄
- ピンク
- 赤
👉 青系はほぼ存在しない
その中で viridiflora は:
✔ 属内で孤立
✔ 進化的にも特異
✔ 園芸史的にも象徴種
⑤ 花の構造と受粉戦略
- 放射相称
- 平開型
- 中心部は濃色
👉 昼行性昆虫(ハナバチ類)想定
ただし:
- 色の視認性が高い
- 紫外線反射パターンが強い
=色で呼ぶタイプ
⑥ 自生地とうんちくポイント
自生地は:
- 冬に雨
- 夏は乾燥
- 砂礫質土壌
つまり:
✔ 水は短期集中
✔ 地上に出る期間は短い→ 球根が超重要。
⑦ 球根の役割(勘違い注意)
Ixia viridiflora の球根は:
❌ 栄養タンク
⭕ タイミング制御装置
- 条件が揃った年だけ出る
- 出ない年があっても正常
⑧ 栽培うんちく(マニア向け)
🌡 温度
- 10〜18℃が最適
- 高温で強制休眠
💧 水
- 生育期:しっかり
- 休眠期:ほぼ断水
☀ 光
- 強すぎない直射
- 明るい環境が色ノリに影響
⚠ 注意
- 肥料過多 → 葉ばかり
- 水多すぎ → 腐敗
⑨ うんちく上級:なぜ神格化された?
Ixia viridiflora は:
- 色が異常
- 増えにくい
- 気まぐれ
👉 園芸的に“制御不能”
だから:
✔ 憧れ
✔ 神格化
✔ 伝説化が起きた。
まとめ(短く)
- 青緑の幻影
- 自然界でも希少
- 出ない年が正常
- 育てる=忍耐















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