ベイセリア・メキシカーナ実生の様子

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はじめに:実生って「買って終わり」じゃなくて「買ってから始まる」

播種から5か月。
少しずつだけど大きくなってきて、今回は立ち枯れせずに育っている。これはもう、素直に嬉しい。…嬉しいんだけど、冬が容赦ない

夏より水を少なめにしていたら、小さい苗が萎れた。
生き残った小さい苗は倒れないように、保湿・保温のつもりで覆土。

大きめの株は若干紅葉っぽいけど、

新芽も出てるから「生きてるし、行ける」と判断して、このまま継続管理中。

毎日見てると成長が分からないのに、

2か月目の記録と見比べると「ちゃんと大きくなってる」。
この現象、植物界の“ダイエットあるある”と同じで、

毎日体重計に乗っても変化が見えないのに、写真を見ると減ってるやつ。(体重は増える一方ですが。。。

この、ベイセリア・メキシカーナ。今まで覆土せずに育てていたのですが、

実は嫌光性種子の可能性が高そうです。(根拠となる論文とかはありませんでした)

というのも、生息しているところを見ると、↓

雑木林のようなところの下の方でニョキっと生えているようです。

落ち葉も多く、すぐに種が落ちても葉に埋もれて隠れてしまいそうです。

なので、うっすら覆土したほうが現地に近い環境で発芽させられそうです。

ただ、落ち葉系なので、

覆土しつつも、発芽後は程よい通気性が必要なようです。(過去の立ち枯れの原因)

あと今回の冬の管理を見ていると、気温管理がかなりシビアで、

ちょっとでも低くなると小さな苗はすぐに枯れ木になってしまうようです。

もしかすると前回の全枯れも冷たい風に一瞬当たってしまったのかもしれません。

ベイセリアメキシカーナは低温要注意だと考えます。

西ミチョアカンの“季節で乾く森”に閉じ込められてる

  • Kew(POWO)では、メキシコ西部ミチョアカンの固有で、主に **seasonally dry tropical biome(季節的に乾く熱帯バイオーム)**に生える、と整理されてる。
  • Burseraceae(カンラン科)全体の解説でも、Beiselia属はミチョアカンに限定と書かれてる。
  • 1) 植生帯:selva baja caducifolia(乾季に落葉する低木林〜低木性の乾燥林)
    UNAM系の解説では、Tierra Caliente(暑熱な内陸低地帯)の selva baja caducifolia(低木性の落葉性乾燥林)にのみ、と明記されてる。
    これ、要するに「雨季は一気に緑・乾季は丸裸」みたいな、乾湿のメリハリが強い森。

    2) 気候うんちく:“乾季=落葉、雨季=一気に動く”の世界
    POWOの「seasonally dry tropical biome」という言い方自体が、雨季と乾季がはっきりした熱帯を指す整理。
    海外種子販売の説明も「dry deciduous(乾季落葉)」として扱っていて、現地の季節性がそのまま樹の挙動に出る、というニュアンス。

    3) 土・地形:“水はけ良い所”が基本線
    栽培者向けの解説では、「森の中で水はけの良い土、水は少なめ&日光あり」みたいな書かれ方をしてる(経験則ベースだけど方向性は一貫)。
    さらに面白い補助情報として、ミチョアカンのアクイラ(Aquila)自治体で、石灰岩リッジ上の熱帯落葉林の場所(別種の記載)で「そこはBeiselia mexicanaがいるサイト」と言及がある。
    → これは“その地点で共存が報告されてる”レベルだけど、局所的に石灰岩地形にも出る可能性の匂いとしては強い。

    4) 生息域の狭さが“うんちくとして強い”
    分子系統の研究で、Beiselia mexicana は **カンラン科の中で最も基部(basal-most)**に来る、とされてる。
    つまり「フランキンセンス一族の根元側に近いのに、分布がめちゃ狭い」というロマン枠。

この地域の気温を観察(メキシコの平均)

Colima の気候、月別の気象、平均気温(メキシコ) – Weather Spark

冬の最低気温が14度なので10℃以下は危険そう。

また冬はほとんど雨が降らないようなので、水がある状態ではかなり危険な状態だと推測されます。

Colima の気候、月別の気象、平均気温(メキシコ) – Weather Spark

逆に夏は多少蒸れても大丈夫なのかもしれません。

などと、現地の情報だけでも播種の方法や管理方法がいろいろ見えてきます。

まとめ:ベイセリア実生は「環境推理ゲー」だから面白い

ベイセリア・メキシカーナは、分布が狭くて、生息地がかなり限定的。
だからこそ、現地情報を拾うたびに管理の仮説が立つ。

  • 乾季落葉林っぽい → 冬は乾かし気味&低温注意
  • 落ち葉に埋もれやすい → 覆土は理屈として自然
  • でもカビる → 覆土+通気がセット
  • 秋春の冷気 → 一晩で小苗が終わることがある

で、自分の予想が当たった時が最高に気持ちいい。(脳汁がドバドバ出てそう)
実生がやめられないのは、たぶんここ。
育ててるんじゃなくて、推理して当ててるから。

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