3Dプリンター鉢作成日記(組子の組みなおし)

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頭の中のものが形になる時代と、Blender初心者の格闘記録

前回の丸鉢では、

丸鉢の底面、組子の取れなどがあったので再構築しました。

組子もゼロから作り直しました。

Blender初心者なので、

とにかく

組子が、形になっていることと、つながっていることだけを考えて作りました。💦

底面の厚みが思ったように出ていなかったり、

組子の一部が取れてしまったり、

いくつか課題が出ました。

ということで今回は、

丸鉢を再構築しました。

しかも組子模様もゼロから作り直し。

Blender初心者が、

桜亀甲組子に真正面から挑む。

言葉にすると格好いいですが、

実際は画面の前で、

「なんでつながらないの?」

「なんで厚みが出ないの?」

「なんでそこだけ消えるの?」

を繰り返す時間です。

もはや修行。

いや、修行というより、

組子に試されている感じです。

今回の方針

前回の組子は、少しランダム性を持たせていました。

力が一点に集中しないように、

多少の揺らぎを作ってみたかったのです。

ただ、実際に印刷してみると、

細い部分が外れたり、

サポート材との相性が悪かったり、

思ったよりも不安定な部分がありました。

そこで今回は、方針変更。

素直に作る。

とにかく素直に。

まずは、

組子が形になっていること。

ちゃんとつながっていること。

ここだけを最優先しました。

芸術性より接続。

雰囲気より強度。

ロマンより現実。

少し大人になりました。

たぶん。

Blender初心者が組子を作る時に大事だったこと

今回あらためて感じたのは、

Blenderで「見た目がくっついている」と、

実際に「メッシュとしてつながっている」は別物だということです。

これ、かなり大事です。

画面上では線が接しているように見えても、

頂点が別々だったり、

面が重なっているだけだったり、

内部に余計な線が残っていたりします。

この状態で厚みをつけたり、

スライサーに持っていくと、

思わぬところで壊れます。

植物でいうと、

見た目は元気そうなのに、

鉢から抜いたら根が全然張っていなかった時のようなものです。

地上部だけ見て安心してはいけない。

メッシュも根も、中身が大事です。

今回はかなりきれいな組子模様になった

ゼロから作り直して、

厚みをつけて、

球状に配置して、

上下を無地にして。

やっと形になりました。

図面を並べて見ると、違いがよく分かります。

前回よりも素直。

前回よりも整っている。

桜亀甲としての模様も見えやすい。

これはかなりうれしいです。

Blender初心者が作ったにしては、

かなり頑張ったと思います。

自分で言います。

頑張りました。

ただし、まだ画面上の話です。

3Dプリンターはここからが本番。

画面上で良さそう。

スライサーでも良さそう。

でも実物はどうなるか。

ここが怖くて、面白いところです。

頭の中のものが形になる時代

それにしても、すごい時代になりました。

頭の中にあるものを、

Blenderで線にして、

厚みをつけて、

球状に配置して、

スライスして、

3Dプリンターに送る。

そして翌日には、

画面の中にあったものが実物として出てくる。

冷静に考えると、かなりすごいです。

少し前なら、

「こんな鉢があったら面白いな」

で終わっていたと思います。

それが今は、

「じゃあ作ってみるか」

になります。

もちろん失敗します。

割れます。

組子が取れます。

サポート材地獄になります。

でも、それでも形になる。

これはかなり大きいです。

自分の頭の中にしかなかったものが、

少しずつ現実側に引っ張り出されてくる感じ。

これは楽しい。

かなり楽しい。

たぶん小学生のころ、

初めてプリントゴッコで年賀状を作った時以来の衝撃です。

あの時も、

「自分で描いたものが、何枚も刷れる!」

というのがものすごく楽しかった記憶があります。

原稿を作って、

ピカッとやって、

インクをのせて、

年賀状に刷る。

今思えばかなりアナログですが、

当時の自分には完全に未来の機械でした。

そして今。

大人になった私は、

Blenderで組子を作り、

レジンプリンターで鉢を出力し、

サポート材を外しながら、

「うわ、また割れた」

と言っています。

未来、思っていたより泥臭い。

でも、その泥臭さも含めて面白い。

プリントゴッコが「絵を刷る衝撃」だったなら、

3Dプリンターは「妄想を立体にする衝撃」です。

小学生のころの自分に言ってあげたいです。

将来あなたは、

年賀状ではなく、

植物用の桜亀甲組子鉢を自作して、

サポート材と戦っています。

たぶん、意味が分からないと思います。

私もたまに分かりません。

サポート材との相性問題

今回の注目ポイントは、

組子がどう変わるのか。

サポート材との相性がどうなるのか。

ここです。

組子模様は、空間が多いです。

細い部分が多いです。

サポート材が入り込みやすいです。

そしてサポート材を外す時に、

細い組子も一緒に持っていかれることがあります。

やめてください。

あなたはサポート材です。

組子本体ではありません。

でも現実には、

サポート材と本体が仲良くしすぎることがあります。

今回の素直な組子構造で、

サポート材が減るのか。

剥がしやすくなるのか。

逆に弱い部分が出るのか。

これは印刷してみないと分かりません。

結局、最後は実験です。

植物栽培と同じです。

理屈は大事。

でも最後は自分の環境で試すしかありません。

Blenderで今回ためになったこと

今回の作業で、改めて大事だと思ったことをまとめると、

まず、接点は本当に接続すること。

見た目だけの接触ではなく、

メッシュとしてつながっているかを確認する。

次に、厚みを付ける前に余計な線や重なりを減らすこと。

ゴミが残った状態で厚みをつけると、

あとで意味不明な面が出たりします。

さらに、法線の向きも大事です。

外側と内側が混乱していると、

厚み付けやスライサーで変な挙動が出ることがあります。

そして、非多様体チェック。

3Dプリント用データでは、

穴、重なり、内部面、浮いた頂点などがトラブルになります。

画面上で綺麗でも、

3Dプリンターはごまかしてくれません。

むしろ正直に失敗します。

正直すぎます。

もう少し空気を読んでほしい。

図面を残す大事さ

今回、図面を並べると違いがよく分かりました。

これは大事です。

前回データ。

今回データ。

どこを変えたか。

厚み。

模様の作り。

接続の仕方。

サポートの出方。

これを記録しておかないと、

成功しても理由が分からない。

失敗しても原因が分からない。

植物栽培でも同じです。

いつ播いたか。

いつ発芽したか。

どこで管理したか。

水はどうしたか。

光はどうだったか。

記録があると、次につながります。

3Dプリンター鉢も同じ。

作業ログは未来の自分への申し送りです。

未来の自分はだいたい忘れています。

だから記録が必要です。

明日まで待つ時間

データを作って、

スライスして、

印刷を仕掛けたら、

あとは待つだけです。

この時間が長い。

植物の発芽待ちに似ています。

画面上ではうまくいっている。

でも実物を見るまでは分からない。

成功するのか。

割れるのか。

サポート材地獄になるのか。

組子が取れるのか。

きれいに出るのか。

レジンは足りるのか。

考え出すとキリがありません。

でも待つしかない。

植物も3Dプリンターも、

最終的に人間に要求してくる能力は同じです。

待つ力。

一番苦手です。

擬人化フィギュアの練習も進行中

そして、超スローペースですが、

植物擬人化用のフィギュア印刷の練習も進めています。

そもそも光造形を始めた理由は、

植物擬人化キャラクターを立体にしたかったから。

だった気がします。

でも今は鉢を作っています。

なぜこうなった。

いや、鉢も作りたい。

でもフィギュアも作りたい。

植物も育てたい。

写真も撮りたい。

投稿も書きたい。

種も播きたい。

Blenderも覚えたい。

完全に趣味が分裂しています。

一つの趣味が枝分かれして、

森になりました。

しかも剪定できません。

時間がいくらあっても足りない

最近、本当に時間が足りません。

植物を見る時間。

Blenderを触る時間。

印刷する時間。

洗浄する時間。

サポートを外す時間。

投稿を書く時間。

写真を撮る時間。

全部足りません。

一日が24時間なのは明らかに設計ミスです。

ただし、48時間あってもたぶん足りません。

増えた分だけ、

また何か始めるからです。

植物趣味は怖いです。

足りないのは時間ではなく、

自制心かもしれません。

まとめ

前回の丸鉢では、

底面の厚みや組子の欠損など、

いくつか課題が出ました。

そこで今回は、丸鉢を再構築。

組子模様もゼロから作り直しました。

Blender初心者なので、まずは、

組子が形になっていること。

ちゃんとつながっていること。

ここを最優先。

前回のランダム性は一度やめて、

今回は素直な構造で作りました。

その結果、

かなりきれいな組子模様になったと思います。

ここから厚み4mmを持たせ、

球状に配置し、

上下を無地にして、

鉢として成立する形へ。

あとは印刷してみて、

組子がどう出るか。

サポート材との相性はどうか。

強度はどうか。

洗浄後に欠損しないか。

明日まで待ちたいと思います。

植物擬人化フィギュアの練習も、

超スローペースながら進行中。

組子鉢も作りたい。

フィギュアも作りたい。

植物も育てたい。

頭の中にあるものを、

少しずつ現実に引っ張り出せる時代になりました。

プリントゴッコで年賀状を作った時以来の衝撃。

ただし今は、

年賀状ではなく、

桜亀甲組子鉢。

そして相手はインクではなく、

レジンとサポート材。

時代は進みました。

でも、

作る楽しさはたぶん同じです。

時間はいくらあっても足りません。

でも、こういう前途多難な作業ほど、

なぜか楽しい。

そして明日、

またプリンターの前で、

「頼む、今度こそ」

と祈っていると思います。🌸🖨️🪴

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