── “去年の雪辱戦、静かに始動。”
今年は純白花の2株から、なんとか採種に成功。
昨年はほぼ全滅という悔しさもあって、
今回はより丁寧に、確実に育てていくための“戦略播種”です。


浸漬
いつもの メネデール+ベンレートT で一晩浸漬。
純白花のムルチは殻も柔らかく、
吸水が進むと“ぷっ”と膨らむのが分かりやすいタイプ。


皮むき
ピンセットとデザインナイフを使って、そっと皮むき。
殻が薄いので、ほんの少しの力加減で胚まで届いてしまう。
ここは呼吸止めながら慎重に。


播種


軽い覆土後、クリアファイルで湿度ドームを作って発芽待ち。
ムルチは“低湿度すぎると止まる/過湿すぎると腐る”の絶妙ラインがあるので、
この半密閉方式が一番安定する。


10月29日(3日目)








発芽確認!
早いロットは本当に早い。
吸水処理と皮むきの相性が良かった模様。
11月10日(15日目)






7粒発芽。
去年は1株を除いて全滅しただけに、この数字はうれしい。
昨年の一株
残った“あの1株”も小柄ながらギュッと詰まり、
密度のある塊根に育ってきています。




細かく観察してみると


成長点が3つありそうです。(左、右手前と右奥)
気が付いたこと
昨年購入していただいたかたや、プレゼントした方でとても育て方が上手な方がいて、1年でかなり大きく育てられていました。
驚くほど成長していて、びっくりしました。
度の型の苗も共通していたのは、分岐している枝が2本。
複雑に絡み合うような樹形にしたい場合はゆっくり成長させ、
伊達政宗の兜のようにシュッとした樹形なら速度を上げて育てた方がよいのではないかなと考察しています。
この感じだと、今年はもう少し“ムルチらしさ”を味わえる気がする。
✅ まとめ
ムルチは強いのに繊細で、
“上手くいくときは綺麗にいく。でもダメなときは一瞬で消える”という、
実生泣かせの代表みたいな存在。
今年は発芽率も良く、
昨年の悔しさをしっかり回収できるシーズンになりそう。
引き続き温度・湿度の小さな変化に気を配りながら管理します。
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