オペルクリカリア播種祭り5 (オペルクリカリア・ヒルスティッシマ operculicarya hirsutissima)

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オペルクリカリア播種祭り、いよいよ最終章。

目次

オペルクリカリア最終はヒルスティッシマ。

……なんだけど、ここでいきなり壁。

iNaturalist に情報なし。

「現地写真で環境を読む」という、いつもの得意技が封印されました。
なので今回は、まず“確実に言える基本情報”を整理してから播種に入ります。
(こういうときこそ、勝手に話を盛らないのが大事。自分への戒め

基本情報

  • 学名:Operculicarya hirsutissima
  • :ウルシ科(Anacardiaceae)
  • 原産:マダガスカル
  • 生態:季節的に乾く熱帯バイオーム(seasonally dry tropical biome)に生える木本

この時点で、育成の“設計思想”が見えてきます。
つまり「一年中しっとり天国」じゃなくて、乾く季節を前提に体ができてるタイプ。


名前の由来:毛が売り

種小名 hirsutissima(ヒルスティッシマ) は、

  • hirsutus(毛深い) の最上級

なのでニュアンスは、

めちゃくちゃ毛深い/最大級に毛が多い

……命名がストレートすぎる。
この世界、たまに学名が「特徴の一言レビュー」みたいになるんですよね。
要するにこの子は “毛が売り” です。


3) 栽培のコツ

水やり:乾湿メリハリ型が合いやすい

自生が“季節的に乾く熱帯”なら、園芸ではだいたいこう落とせます。

  • 暖かい時期(生育期):乾いたら与える
  • 低温期:乾かし寄りで根腐れ回避

「常に湿ってる期間」を作るほど、事故率が上がるタイプの匂いがします。

用土:排水最優先

乾燥林系は、結局ここ。

  • 粒状で“空気が残る”構成(軽石多め、硬質赤玉など)
  • 水は入れても、滞在させない方向で

光:強めが基本、ただし急変はNG

乾燥域系は強光に寄せやすいけど、輸入株・室内育ち個体は突然焼ける。

  • 強めへは慣らして上げる
  • 焼けたら戻らないので、ここは焦らない

形づくり:盆栽向きの素質

オペルクリカリア属は「樹形で遊べる枠」になりがち。

  • 太らせたいなら、成長期に 光+適量の水
  • 休眠寄りの時期は 切る(やりすぎない)

増やし方(現実ライン)

種子流通はあるので、再現性が高いのはまず実生。
挿し木は情報が割れがちなので、ここは過信しないで「一般論」扱いにします。


播種していきます(今回の手順)


① 浸漬(2時間)

  • メネデール+ベンレートT溶液に2時間浸漬

狙いは「吸水のきっかけ」と「清潔スタート」。
冬の長期管理ほど、最初の清潔操作が効いてきます。

② 果肉除去:激落ちくん出動

  • 激落ちくんで果肉を除去

オペルの播種祭りをやってると、激落ちくんがだんだん“専用工具”に見えてきます。
掃除用具じゃなくて、もはや播種器具。

③ 殻割り→播種

管理はいつもの「乾湿メリハリを崩さない」方向へ

殻割りして播種

6) そして事件:2日目で発芽。でも、その後…

ここは素直に書きます。

2日目で発芽が始まりました。

早い。
早すぎて逆に「え、そんなにノリ良いの?」ってなるやつ。

……なんだけど。

この後、この ヒルスティッシマだけ挙動がおかしくなっていきました。

何が起きたのか。
どのタイミングで違和感が出たのか。
自分の操作が原因なのか、種の癖なのか。

その様子は次回、写真と一緒に整理してお伝えします。
(こういう“異常ログ”こそ、あとで効くのでちゃんと残す)

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