― ヤシじゃないのにヤシ顔。そして酒になるやつ ―
seedstockさんからサンプルでいただいた種。
これがまさかの、
ビンゴ。
最近、
ヤシ・ソテツ方面にじわじわ侵食されている私にとって、
これは完全に
流れが来ている。


■ 第一印象
見た目、
ヤシ。
でも調べると、
ヤシじゃない。
photo by gambolingquail
ただ、初見なのでいろいろ調査。
■ 基本情報(ちゃんと確認)
学名:Dasyliirion wheeleri
科:キジカクシ科(Asparagaceae)ノリナ亜科
原産:アメリカ南西部〜メキシコ北部
英名:Desert Spoon / Sotol
つまり、
見た目ヤシ、中身ノリナ系。
■ いちばん面白いポイント
① ヤシじゃないのにヤシっぽい
葉は放射状。
幹立ちすると完全にヤシ風。
でも実際は、
👉 葉が硬い
👉 葉縁に鋸歯
👉 乾燥耐性ガチ
つまり、
砂漠仕様の偽ヤシ。
② Desert Spoonの意味
Desert Spoon(砂漠のスプーン)
花序や果実の形がスプーンっぽい、
と言われることがある。
ただし、
現地では「Sotol」の方が通じることも多い。
③ 酒になる
ここが一番強い。
この属、
蒸留酒の原料。
ソトル(sotol)というお酒になる。
テキーラ=アガベなら、
ソトル=ダシリリオン側。
※ただし重要
👉 属として使われる
👉 wheeleri限定ではない
ここは注意ポイント。
photo by anthroveritas
■ 生態うんちく
④ 乾燥地のロゼット戦略
自生地は、
👉 乾燥地
👉 岩場
👉 砂礫地
👉 強光
この環境で生きるために、
👉 葉を細く
👉 硬く
👉 密集
つまり、
蒸散抑制+強光耐性。
⑤ 若いと地味、老けるとかっこいい
若苗:
👉 ただのロゼット
古株:
👉 幹立ち
👉 急に主役級
完全に
後半伸びるタイプ。
■ 花の話
👉 花茎はかなり高く伸びる
👉 遠目でも目立つ
👉 雌雄異株扱いが多い
つまり、
種を採るならペア必要な可能性。
良いところ
- 乾燥に強い
- 造形がシャープでかっこいい
- 幹立ちすると一気に景観価値が上がる
- アガベやユッカと合わせやすい
悪いところ
- 葉縁が痛い
- 成長は速くない
- 冬の過湿に弱くなりやすい
- 小さいうちは“地味”と思われやすい
学名うんちく
- Dasyliirion
ざっくり言うと「密な小ユリ状植物」みたいな語源系 - wheeleri
人名献名で、Wheeler さんにちなむ
播種方法も20度以上で管理すれば発芽しやすいようです。
■ 播種開始
今回は発芽テストも兼ねて、
2パターン比較。
①
ベンレートT(2000倍)+メネデール
→ 12時間浸漬
②
メネデール12時間
→ ベンレートT+メネデール10分
この差が出るのかどうか。
ここ、ちょっと楽しみ。




■ 播種条件
👉 温度:30℃前後
👉 高温維持
20℃以上で発芽しやすいとの情報あり。
なので、
やや攻め気味の温度設定。


■ まとめ
見た目ヤシ。
中身は砂漠適応。
しかも酒になる。
情報量が多い。
そして今、
土の中で何かが始まっている。
この種が、
数年後に幹立ちして、
「急にかっこいいやつ」になる未来を想像しながら、
とりあえず今は、
静かに待ちます。
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