トリコディアデマ・デンサムは、見た目はかわいいのに中身はかなり硬派
トリコディアデマ・デンサム(Trichodiadema densum)という植物があります。
初めて見たときの印象は、正直かなりシンプルでした。
小さい。
かわいい。
葉先に白い毛みたいなものがついている。
なんだか妙に整っている。
つまり、第一印象としては「とても愛嬌のある小型多肉」です。
でも、調べていくと、この植物はそんなにふんわりした存在ではありませんでした。
むしろ、見た目に反してかなり合理的で、かなり硬派です。
今回はそんなトリコディアデマ・デンサムの面白さを、育ててみた実感も含めて書いてみます。
名前の時点で、もう主役が決まっている
トリコディアデマという属名は、葉先にある毛のようなトゲ状の冠を意味しています。
つまり、この植物の最大の特徴は、最初から名前に入っています。
あの葉先にちょこんと乗った白い王冠のような毛。
ただの飾りではなく、この植物をこの植物らしくしている本体のひとつです。
こちらとしては軽い気持ちで「先っぽがかわいいな」と見てしまいがちですが、向こうは最初からそこを看板にしているわけです。
この時点で、もう少し好きになります。


かわいい顔をしているのに、住んでいるのは岩の隙間
トリコディアデマ・デンサムは南アフリカ原産で、岩の割れ目のような場所に生えるタイプとして知られています。
岩の隙間という環境を想像すると、かなり癖が強いです。
水は降るけれど、溜まらずにすぐ抜ける。
土は薄い。
根を張れる場所も狭い。
でも、そのぶん競争相手は少ない。
要するに、のんびり暮らすには向かないけれど、条件に適応できれば生き残れる場所です。
この植物は、まさにそういう場所に合わせた姿をしています。
小さく締まりながら育つ。
基部には貯める力を持つ。
枝先で効率よく光を受ける。
見た目は柔らかいのに、やっていることはかなり合理的です。
つまりこれは、かわいい多肉というより、岩場対応の省エネ設計機みたいな植物です。
上は繊細、下はむっちり
トリコディアデマ・デンサムの魅力は、上と下で印象がかなり違うところにもあります。
上のほうは細かい枝葉が密にまとまっていて、全体にやわらかく繊細な雰囲気があります。
ところが下に目を向けると、基部には塊根っぽい雰囲気があり、ちゃんと“生き延びるための装備”を持っています。
このギャップがとても良いです。
上だけ見るとかわいい。
下を見ると、意外と本気。
多肉植物の中には、見た目だけで完成しているものも多いですが、この植物は構造を知るとさらに面白くなるタイプです。
ケーレスで買った種を播いて、ほぼ放置でも元気
うちの株は、ケーレスで買った種を播いたものです。


そして、ここはかなり正直に書くと、育成の中身はそこまで手厚くありませんでした。
水やり以外、ほぼ放置です。
もちろん、完全に無視していたわけではありません。
でも「丁寧に管理して大事に育てました」と胸を張って言えるほど、こまめに何かしていたわけでもありません。
それでも、1年間しっかり元気に育っています。
ここが、この植物のかなり好きなところです。
見た目だけ見ると、いかにも繊細そうで、ちょっとした環境変化ですぐ拗ねそうな顔をしています。
でも実際には、思っていたよりずっとしっかりしている。
見た目はおしゃれなのに、中身は案外たくましい。
このギャップはかなり強いです。
かわいいだけで終わらない
トリコディアデマ・デンサムは、小鉢の中でちまっとまとまるだけでも十分に魅力があります。
葉先の王冠。
締まった株姿。
細かい枝のまとまり。
花まで咲けば、さらに印象は強くなります。
それだけでも十分なのですが、この植物は背景を知るとさらに面白いです。
岩場に適応した姿をしていて、見た目の可愛さの裏にちゃんと生態の理由がある。
ただ小さいだけではなく、小さいこと自体が戦略になっている。
そう思って見ると、急に見え方が変わります。
まとめ
トリコディアデマ・デンサムは、見た目はとてもかわいい植物です。
でも、その中身はかなり硬派です。
葉先の王冠のような毛を持ち、岩の割れ目で生きるための姿をしていて、しかも実際に育ててみると意外としっかりしている。
うちではケーレス実生株が、水やり以外ほぼ放置でも元気に育っていて、その“見た目と中身のギャップ”も含めてかなり気に入っています。
かわいいだけで終わらない。
知るほど面白い。
そして育てると、さらに好きになる。
トリコディアデマ・デンサムは、そんなタイプの植物だと思います。




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