エンセファラルトス・ホリダス播種(リベンジ)(Encephalartos horridus)

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全滅からの再挑戦。やっと緑が出ました

前回のホリダス8粒。

全滅しました。

きれいに沈黙。

発芽ゼロ。

植物趣味をしていると、たまにこういうことがあります。

播く。

待つ。

見る。

何も出ない。

また見る。

やっぱり出ない。

そして最後に、

「これは……カビに侵食。。。。」

今回はその再チャレンジです。

念願のホリダス。

Encephalartos horridus

エンセファラルトス・ホリダス。

青白く硬い葉と、いかにも「触るな」と言っていそうな鋭い雰囲気を持つソテツ類です。

名前からして強い。

ホリダス。

もう響きが強い。

ホームセンターの園芸コーナーというより、古代遺跡の門番です。

たぶん後熟タイプの種子なので、果肉がついたものよりも、もう少し時間を置いたもののほうがよいのかもしれません。

目次

前回の反省

前回の種子は8粒。

しかし全滅。

原因ははっきり分かりません。

ただ、たぶん後熟の問題もあるのではないかと思っています。

ソテツ類の種子は少し特殊で、見た目はしっかり種子に見えても、内部の胚がまだ十分に発達していないことがあります。

つまり、外見は完成品。

中身はまだ準備中。

植物界の「外箱だけ届いた状態」です。

この状態でいきなり発芽環境に入れてしまうと、うまく動かないことがあるのかもしれません。

特にエンセファラルトス系は、種子の後熟が関係する話をよく見ます。

なので前回の失敗は、

鮮度がよすぎて後熟が足りなかったのか。

温度が足りなかったのか。

水分管理が悪かったのか。

そもそも有胚ではなかったのか。

まだ分かりません。

分かりませんが、分からないままでは終われません。

ホリダス、もう一度いきます。

8月29日、新規購入

ということで、新規購入しました。

8月29日。

今度こそ。

メネデール+ベンレート水溶液に一晩浸漬しました。

いつもの播種ルーチンです。

吸水。

殺菌。

祈り。

この三点セット。

もはや儀式です。

メネデールに浸けたから絶対発芽するわけではありません。

ベンレートに浸けたから絶対カビないわけでもありません。

でも、こちらとしてはできることをやる。

そして種子にお願いする。

「そろそろ出ていただけませんでしょうか」

完全に下手に出ています。

植物趣味は、最終的に人間が植物にお願いする趣味です。

8月30日播種

8月30日、播種しました。

写真は忘れました。

またです。

大事な作業ほど写真を忘れる。

これはもう、植物趣味あるあるです。

作業中は真剣なので、写真どころではありません。

そして終わってから気づきます。

「あ、写真……」

記録用ブログを書いている人間としては致命的ですが、仕方ありません。

今回は袋播きにはしませんでした。

ヒーターの上で腰水にして発芽管理。

密閉で蒸らすよりも、温度と水分を安定させる方向です。

ホリダスのような大きめの種子は、過湿で腐らせるのも怖い。

でも乾かしすぎても困る。

つまり今回も、

乾かさない。

でも蒸らしすぎない。

温める。

でも煮ない。

この微妙なラインを狙います。

種まきはいつも、ちょうどいいところ探しです。

植物側は黙っています。

人間だけが不安です。

9月7日、発芽確認

そして9月7日。

おおむね1週間で発芽確認。

出ました。

出ました。

出ました。

念願のホリダス発芽です。

これはうれしい。

本当にうれしい。

前回全滅しているだけに、今回の発芽はかなりうれしいです。

写真を見ると、硬い種子の端から、緑の芽がのぞいています。

この瞬間が最高です。

大きな種子が割れて、

中から黄緑色が出てくる。

まるで古代のカプセルが開いた感じです。

ホリダスの種子は見た目がかなり硬そうなので、

そこから急に柔らかそうな緑が出るギャップがすごい。

種子は武骨。

芽は瑞々しい。

完全にギャップ萌えです。

ホリダスはサボテンではない

ホリダスというと、見た目の雰囲気や育て方の印象から、サボテン・多肉系と同じ棚に置かれがちですが、分類としてはソテツ類です。

ザミア科、エンセファラルトス属。

いわゆる裸子植物の仲間です。

花を咲かせて果実をつける植物ではなく、雌雄別株で球果を作るタイプ。

この時点で、もうかなり古代感があります。

サボテンのように「水を控えればいいでしょ」という単純な話ではなく、根も太く、成長もゆっくりで、実生からの管理は長期戦です。

今日出たこの小さな緑が、

あの青白くてトゲトゲしたホリダスらしい姿になるまで、

どれくらいかかるのでしょうか。

考えると気が遠くなります。

でも、そこがいいです。

植物趣味は、未来に予約投稿する趣味です。

今日の発芽が、何年後かのかっこいい葉につながるかもしれません。

「後熟タイプかも」という仮説

前回の全滅を考えると、やはり後熟の可能性は気になります。

ソテツ類の種子は、採れた直後にすぐ発芽準備完了というより、内部で胚が育つ時間が必要な場合があります。

見た目は大きくて立派でも、

中ではまだ、

「ただいま準備中です」

ということがあるわけです。

人間なら履歴書はできているけれど、本人がまだ面接会場に来ていない状態です。

前回の種子がその状態だったのかは分かりません。

ただ、果肉が付いたばかりのものよりも、もう少し時間を置いた種子の方が動きやすい可能性はありそうです。

もちろん、これは今回の観察からの推測です。

ホリダスで確定的に言えるほどデータはありません。

でも、こういう失敗と成功の差を比べるのが実生の面白いところです。

前回は全滅。

今回は約1週間で発芽。

この差はどこにあったのか。

種子の状態。

後熟。

温度。

水分。

管理方法。

全部記録しておきたいと思います。

ヒーター腰水管理は良かったかもしれない

今回は袋播きではなく、ヒーターの上で腰水管理にしました。

これが良かったのかもしれません。

少なくとも今回は発芽しました。

ヒーターで温度を安定させる。

腰水で水分を切らさない。

密閉しすぎない。

この組み合わせが、今回の種子には合っていた可能性があります。

ただし、腰水は万能ではありません。

長く続けすぎると、酸素不足や腐敗のリスクもあります。

発芽確認後は、根の伸び具合を見ながら、少しずつ通常管理に移行していく必要があります。

ソテツ類は太い根を出してくるので、根を傷めないことも大事です。

ここからは、

乾かしすぎない。

過湿にしすぎない。

根を折らない。

強光に急に当てない。

カビを出さない。

人間が余計なことをしない。

最後が一番大事です。

入手経路も大事

ホリダスを含むエンセファラルトス属は、非常に魅力的な植物ですが、野生株の採集圧や流通の問題もある植物です。

だからこそ、入手経路の確かな種子や株を選ぶことは大事だと思っています。

かっこいいから欲しい。

珍しいから欲しい。

それ自体は植物好きなら分かります。

かなり分かります。

でも、長く楽しむなら、ちゃんとした形で流通しているものを選びたい。

特にソテツ類は成長が遅く、野生で失われたものが簡単に戻る植物ではありません。

実生で育てることには、時間がかかります。

でも、その時間ごと楽しむのが実生の良さでもあります。

買ってすぐ完成品ではない。

小さな発芽から、自分の環境で育てていく。

これがたまらないです。

ここからが本番

発芽しました。

とても嬉しいです。

でも、ここで終わりではありません。

むしろここからです。

発芽はゴールではなく予選通過。

ホリダスの場合、特にここから根をしっかり作ってもらうことが大事そうです。

ソテツ類の実生は、最初の根がかなり重要です。

地上部よりも、まず地下。

葉よりも根。

写真映えより根。

ブログ的には芽が出ている写真を載せたいところですが、植物的には根が主役です。

植物趣味は、見えない部分ほど大事。

分かってはいます。

分かってはいますが、

やっぱり緑が見えるとうれしいです。

そして

いい種と分かったので追加購入。

到着が楽しみです。

まとめ

前回のホリダス8粒は全滅しました。

たぶん後熟の問題もあったのではないかと考えていますが、はっきりした原因は不明です。

そこで8月29日に新規購入。

メネデール+ベンレート水溶液に一晩浸漬し、8月30日に播種しました。

今回は袋播きにはせず、ヒーターの上で腰水管理。

そして9月7日。

おおむね1週間で発芽確認。

念願のホリダス発芽です。

硬い種子の端からのぞく緑。

この小さな芽が、いつか青白くて鋭いホリダスらしい姿になると思うと、かなり楽しみです。

前回の全滅があったからこそ、今回の発芽はうれしい。

失敗した時はへこみます。

でも、その失敗が次の管理のヒントになることもあります。

ホリダス実生、ようやくスタートラインに立ちました。

ここから先は長期戦。

乾かしすぎず、

蒸らしすぎず、

根を大事に、

余計なことをしすぎず、

じっくり見守りたいと思います。

念願のホリダス発芽。

今日はかなりうれしい日です。🌱

そして、新たに種購入する無限ループ。

amazonインフルエンサー・プログラムでストアフロントを作ってみました。

アマゾンショップとは別でアマゾンで売っているもののセレクトショップみたいな感じです。

よかったら見てみてください!!

よかったら⇑から経由して何か(ドッグフードでもいいです)

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