アボニア・アルストニー(Avonia alstonii)10粒播種

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― 白いふわふわをまとった、実はややこしいやつ ―

目次

南アから届いた種。

今回は、
アボニア・アルストニー

初めて種を見ました。

第一印象。

少しふわふわが付いている。

かわいい。

でも、この時点で思う。

「これ、蒔くと苔が付くやつでは?」

■ まず名前がややこしい

園芸では、
Avonia alstonii
でよく流通しています。

でも、Kew POWOの現在の整理では、

Anacampseros quinaria subsp. alstonii

が受理名。

つまり、

園芸名:アボニア・アルストニー
分類上:アナカンプセロス・クイナリア亜種アルストニー

という感じ。

植物、名前の時点でこちらを試してくる。

■ どこに生えているのか

自生地は、
ナミビア南西部〜リヒタースフェルト周辺の乾燥地。

砂漠〜乾燥低木地帯の植物です。

ただし、

乾燥地=水いらない

ではありません。

雨が来る時期に短く動き、
乾く時期は塊根で耐えるタイプ。

つまり、

動くときだけ本気を出す植物。


■ いちばん面白いところ

この植物の魅力は、
地上部と地下部のギャップ。

上は、

白くて細い枝がもしゃもしゃ。

かなり繊細。

でも下には、

しっかりした塊根。

つまり、

上は儚い。下はカブ。

このギャップが強い。


■ 白い枝の正体

アボニア類の白っぽさは、
葉や托葉まわりの構造が重なって、銀白色に見えるもの。

Seeds and All などの説明でも、
銀白色の托葉に覆われるような姿が紹介されています。

これは見た目のかわいさだけでなく、
強光や乾燥への防御としても読めます。

※ここは推測です。

白い表面で光を反射し、
表面温度や水分ロスを抑えている可能性があります。

つまり、

かわいい顔して、乾燥地仕様。

■ 花もけっこう強い

アルストニーは、アボニア類の中でも
花が大きめで美しいとされることがあります。

淡いピンク〜白っぽい花。

昨年の白花の開花の様子です。

うちにいるアルストニーは5株とも白花です。

詫びタットに仕立てたいと思って買ったのですがその後種も取れるかなと甘く考えていました。

花の寿命が非常に短く、

昨年は

咲くタイミングがなかなか合いにくく

受粉できませんでした。

普段は白いもしゃもしゃなのに、
咲くと急に園芸植物らしい顔を出す。

この切り替えがいい。

普段は無口。
でも本番で急に強いタイプ。

■ 規制面は要注意

ここはかなり大事。

Avonia quinaria / Anacampseros quinaria 系は、
国際的な保全・取引規制の文脈で扱われています。

また、日本国内でも、
アボニア・クイナリア亜種アルストニーは規制対象例として案内されることがあります。

つまり、

育てることと、
売る・譲る・広告することは別問題。

入手、譲渡、販売を考える場合は、
必ず最新の法規制確認が必要です。

ここは本当に大事。


■ 栽培の読み方

自生地から考えると、

👉 強い光は好き
👉 でも真夏の蒸れは避ける
👉 用土は強排水
👉 水は成長期だけ慎重に
👉 休眠期はかなり乾かす

このあたりが自然。

ただし、アルストニー単独の詳細な栽培一次資料は多くありません。

なのでここは、
自生地情報と園芸情報からの推測を含みます。


■ 種の様子

今回の種は10粒。

小さくて、
少しふわふわ。

この毛っぽいものが、
播種時に地味に絡みます。

水に浸けたらジェル化するのかと思いましたが、
特にそんな感じではありませんでした。

ふわふわはふわふわのまま。

つまり、

ふわふわ継続。

■ 下ごしらえ

今回はいつもの流れ。

👉 メネデールに一晩浸漬

👉 ベンレートTに2時間浸漬

その後、播種。

毛が絡みついた状態のまま、
慎重に置いていきます。

メネデールに一晩、ベンレートTに2時間浸漬。

■ 播種

播種後は、
クリアファイルをかぶせて保湿。

いつものやつです。

ただし小型種子なので、
過湿・蒸れには注意。

保湿はしたい。
でも蒸らしたくない。

この矛盾。

実生あるある。

■ 今回の見どころ

今回見たいのは、

👉 どれくらいで発芽するか
👉 ふわふわ付き種子がどう動くか
👉 初期から塊根っぽさが出るのか
👉 白いもしゃもしゃになるまで何年かかるのか

このあたり。

特に、地上部は繊細なのに、
地下に塊根を作るタイプなので、
初期の根の動きはかなり気になります。


■ まとめ

アボニア・アルストニー。

園芸名は通じやすいけど、
分類上はアナカンプセロス側。

白くて繊細に見えるけど、
地下は塊根で耐える乾燥地植物。

そして、規制面も確認必須。

見た目は小さくても、
情報量はかなり多い植物です。

とりあえず今は、
このふわふわ付きの小さな種が、
どこまで化けるのか。

静かに観察していきたいと思います。

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