パキプス播種(Operculicarya pachypus)

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前回記載した実生のパキプスと同じ種を播種します。購入先はRUUPLANTSさんの所からです。

殻割り(蓋外し)は種を買う前の事前調査で、道路のアスファルトでこすったり、ハイターでふやかしている方たちもいていろいろ試している中で、RUUさんからもアドバイスをいただき殻割りが発芽率アップのポイントの確定事項となりました。ありがとうございます!!そのほかにも私が調べた様々な情報を盛り込みましたので長い文書ですがみていってください。

残っていた種32粒を播種しました。(冷蔵保存していたのですが鮮度が落ちてダメそうなのが粒20粒くらいありました。もしかすると常温保存のほうが良いかもしれません。詳しい人教えてください。)

私なりの考察を入れながら記載しています。素人が書いているので違っていましたらご指導願います。

初心者が今年の春から始めて150粒ほど播種した経験、集めた知識、勘をすべてをここに書き記します。

目次

用意するもの

土は

  • 赤玉三本線硬質小粒:2~3(前のブログで中粒と書いていましたが小粒でした。修正しています)
  • ひゅうが土硬質小粒:1(前のブログで中粒と書いていましたが小粒でした。修正しています)
  • 鹿沼土硬質小粒:1(前のブログで中粒と書いていましたが小粒でした。修正しています)
  • 鶏糞炭:0.5~1
  • マグァンプK大粒:適量
  • 表面用に盆栽の硬質赤玉土細粒

今回は土に熱湯はかけていません。

道具は

  • アートナイフ(消しゴムハンコを作るのに買ったものです。カッターナイフで十分だと思いますが刃先の交換がしやすいのと切れ味が良いのでお勧めです。)
  • 激落ちくん
  • キッチンペーパー
  • ダイソーの300円のタッパー
  • ダイソーのトレイ
  • ライター(アートナイフ殺菌)
  • 種を漬けるための容器(私は豆腐の空き容器)
  • プラ鉢75(スリット多め)
  • ピンセット(ニンテンドースイッチのジョイコンの修理キットについていたもの)

を用意しました。

漬け込みや腰水の溶液に使う薬剤は

  • メネデール
  • HB-101(ふざけた顔のラベルですがおすすめです)
  • オーソサイド(ひねくれ者なのでベンレートは使っていません。)

土の準備

9割くらいまで盆栽の土以外を混ぜた土を入れて最後に盆栽用の細粒の土を敷きます。

そして、微塵を取り除くため上からと横からシャワーをあてます。下から汚れた水が出なくなれば完了です。

種の浸漬

いつもの

・ネメデール、H-101、オーソサイドを通常の1/2から1/3くらい薄めたものに4時間漬けこみます。

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薄めている理由を書いていませんでしたが、これには私なりの理由があって、今まで育ててきた植物はおおむね、播種時は腰水管理や水を大目で育てることが多く、水替えの頻度が1週間に1度くらいになります。

その際に腰水が日差しやヒーターで水が蒸発すると栄養剤や、殺菌剤の濃度が上がてしまい、肥料焼けなどが起きやすくなるので最初から薄目で作成してます。

また発芽時はネメデールが濃くなると発芽しなかったなどという話も聞いたことがあったので薄目で調整しています。これも多分ですが、種と肥料の浸透圧の関係で肥料成分が濃いとなかなか種に入りにくくなるのではないかと考えています。

この2点から薄めに希釈して使用しています。(カビが生えてしまっては元も子もないですが、今までこの方法でカビが生えたことがほとんどないです。カビ対策としては種は手で触らないこと、土も殺菌してからは手では触らないことが大事だと思います。種自体にカビがついていることもあるのでその場合は漬け込みくらいしか対応できないと思います。)

以前パキプスやグラキリスがカビやすいと聞いていたのでフィリップスの紫外線発生装置(シュトロハイムの紫外線照射装置ではないです)を購入したのですが、人がいると安全装置が働いてすぐに止まってしまうのでほとんど使っていません。(結構しゃべるので面白かったのですが。。。)

その時に調べたのですが、

紫外線にも3種類あって、UV-A(315-400 nm) 、UV-B (280-315 nm)、UV-C (100-280 nm)があり、フィリップスの紫外線装置はUV-Cを発生させるものです。オゾン層をほとんど通過することができないので、地上ではあたることはないですが殺菌作用は非常に高いです。ただ、動植物へ長期間あてると有害になります。文献で種の表面の殺菌に使っていると書いてあったので使ったのですが、特に発芽率には影響がなかったので、本気で殺菌したいときは使っています。

UV-AやUV-Bは地上にあり、動植物にも必要ですが、多すぎるとこれも害になりますのでほどほどが良いようです。また、UV-AやUB-Bは窓ガラスを通過しにくいので窓際の光でもこれらが足りず、屋内管理だと数年で枯れてしまうことがるとの話を聞いていたので、我が家のライトはアマテラスやツクヨミのほかに爬虫類用の紫外線ライト(UVーAやUV-Bを発生するライト)をお守り代わりに一緒につけています。(気休めかもしれませんが・・・。)

以前は一晩つけていたのですがあまりメリットがなかったので1から4時間くらいにしています。短時間にしたのも理由がありますので果肉除去で後述します。

果肉除去

つけたものを取り出し、キッチンペーパーで一粒づつ果肉を取り除きます。

1回目の果肉を取り除いた画像です。

まだ果肉が残っているので1から2分くらい漬け込み、果肉を取り除きます。

その際に浸漬する液は新しいものに変えます。

キッチンペーパーに茶色い果肉がつかなくなるまで浸漬、果肉除去を繰り返します。(大体全部で3回くらい)

種をこすってもこのくらいしか使くなるくらいまで取っています。

そのあとに

激落ちくんでこすります。

※豆腐ではありません。

キッチンペーパーでとりきれなかった果肉が激落ちくんに付着し、蓋が見えている種もあります。

これを2回くらい繰り返して、少し乾かすとほとんどの種の蓋が見えるようになります。

私が浸漬時間を短くしたり、果肉を取る理由は、

一説によると果肉には発芽を阻害する酵素が含まれていると聞いたことがあるのでなるべく果肉を除去するのと、果肉のエキスが浸透しないように短時間で処理するようにしました。

これは推測ですが、硬実種子は同じ所、同じ時期に発芽しないようにするための工夫だと思いますので、鳥が食べて消化され果肉がほとんど残らない状態で土に戻り分解されて初めて発芽するようになっていて、親元で落ちた種はすぐに発芽せず、遠くにそして時間差ができるようにするための仕組みではないかと思います。

また、最初に鮮度が落ちた種と書いていますが、この時点での大体ダメな種の見分けがついてきました。

1.果肉を取った後の種で浮いているもの。

2.果肉を取った後種の中央付近に小さな穴が開いているもの。

は発芽率が極端に低いです。その理由は蓋を割った画像で後述します。

蓋の場所の確認

蓋の場所の確認をします。

丸で囲んだ種の端っこに楕円形の白い淵が見えているところが蓋になります。

見えにくい種があれば再度液を付けて激落ちくんでこすってみてください。(どうしても見えない種もあると思いますのでその時は心眼で。。。激落ちくんで9割くらいの種は見えるようになると思います。)

殻割り(蓋外し?)

見苦しいものを見せます。。先に謝っておきます。

種の蓋の白い部分にデザインナイフをひっかけて栓抜きの要領で蓋を弾き飛ばすようにします。

結構固いので感覚で0.3~0.5mmくらいめり込ませてピンとはじき飛ばします。

あまり深く差しすぎると中の実が傷ついて発芽できなくなるので慎重に行います。

外すとこのようになります。

写真は蓋を外した様子ですが、中が黒くなっています。見ての通り真ん中に穴があるものや水に浮いてしまうものは中が茶色くなっていてほぼ発芽しません。

中身も白ければ白いほど発芽率が高いと思います。

今回でよさそうなものですが、6月ごろに蒔いたものはもう少し白かったと思いますので今回の発芽率はあまり期待できないように思えました。鮮度も重要だということが今回わかりました。(やっちんさん、岡本さんへ:果肉の時点では判別がつかないため、同じロットなので発芽率が下がっているかもしれません。来年へむけてくらいでお願いいたします。申し訳ありません。)

播種

そして種を蒔いていきます。

蓋を取った側を上側にして蒔きます。

また、腰水は並々と、表面に水がうっすら見えるくらいに

いつものネメデール、H-101、オーソサイドを通常の1/2から1/3くらい薄めたものを入れます。

(前述のとおり果肉の漬け込みの水は入れないようにしたほうが良いと思います。)

温度は30~35℃管理、タッパー内で湿度をなるべく高くなるようにしています。乾燥しすぎても、水没しても駄目なのでここ水位の管理はシビアにしたほうが良いです。

パキプスはネットで調べると、嫌光性種子とも好光性種子とも言われているので確定はできていませんが

私の考えは、

夜に根が出ていて朝に気が付くことが多いので嫌光性といわれているのだと思います。

ただ、24時間ずっと真っ暗にしていると発芽率が悪いように思います。(蓋が外れてからはフィトクロム受容体がむき出しになり光が必要になるのかもしれません。)

なので2つの答えがあるのではないかと推測しています。

ですので私は昼間はタッパー越しの日光を当て、夜は遮光(部屋を暗く)しています。

好光性種子関係の考察はこちらをご覧ください。

考察

私なりに調べ、それぞれの工程の理由を考えた末の私の現時点での最適解です。

素人がいっちょ前なことを長々と書き綴ってしまいまい申し訳ありませんでした。

ほかに、こうだよ!!違っているよ!、こっちのほうが良いよ!などありましたらコメントお願いします。

今後このページも更新していきたいと思いますのでぜひよろしくお願いいたします。

来年の2月ごろから種が取れ始めると思いますので来年に向けて今のうちから皆さんチャレンジしてみてはと思います。

今回使ったものでおすすめの物

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